わきが


(原因と薬や手術なしの対策の解説)

1.はじめに

わきがは比較的若い女性に良く見られる悩みの1つであり、今、このページを見ておられる方の中にも悩んでいる人がいるのではないかと思います。

また、中には、わきがを治すために美容整形外科の病院に行きボトックス注射やレーザーなどの治療を受けたり、手術をしたことのある人もいるのではないかと思います。

そして、一時的には治ったように感じたのに、また、再発してしまったという人も多いのではないかと思います。

このように、薬や手術などの治療をしても再発し、思うように治すことが出来ないというケースも、わきがの場合には多いように思います。

そして、こういうケースの場合は自己臭恐怖などの神経症が原因になっていることが多いものなのです。

このページでは、こういうタイプの、わきがの原因と対策について書かせて頂いております。

ですから、もし、心当たりのある人は、このページの内容を参考にして、わきが対策をしていくと良いのではないかと思います。


2.わきがとは

暑い時などは脇に汗をかきやすいものですが、これに伴って嫌な臭いを発生するのが、わきがの典型的な症状だと言って良いと思います。

なお、わきがは正式には腋臭症(えきしゅうしょう)と呼ばれる疾患名になります。

ただ、一般的には、わきがと呼ばれることの方が多いと思います。

満員電車の中とか仕事場や教室といった大勢の人がいる密閉された空間などで、わきがの症状が起こりやすいと言われています。

そして、わきがの場合は、ゴボウとか、ネギ、鉛筆、酢、香辛料、納豆などに似た鼻をつまむような嫌な臭いになることが多いようです。

しかし、このような明らかに嫌な臭いを発している訳ではないのに、自分の、わきがのために周りの人に嫌がられていると感じていることも多いものなのです。

正確な統計があるかどうかは分かりませんが、病院の治療を受ける人の中の、かなりの割合で、こういうタイプの、わきががあると思います。

しかし、客観的には嫌な臭いがしないのに、自分が、わきがだと思い込んでいる人はインターネットの口コミサイトなどを調べて自分の症状のチェックをしたりすることが多いのではないかと思います。

また、わきが対策としてデオドラントを使ったり、消臭クリームやミョウバン、良い匂いの石鹸などで対応している人も多いのではないかと思います。

しかし、遺伝による体質から来る、わきがの場合は、こういう対策で効果が出ることが多いと思いますが、自己臭恐怖などの神経症が原因になっている場合は、なかなか効果が出ず治すことが難しいものなのです。

そして、このために、さっきも書きましたが、美容整形外科の病院に行きボトックス注射やレーザーなどの治療を受けたり、手術をしたりする人が多いと思います。

美容整形外科の病院にかかっている人の中には二重まぶたといった整形手術をする人と共に多汗症や、わきがに悩んでいる人も多いのではないかと思います。

このため、多汗症と、わきが専門のクリニックもあるようです。

なお、わきがの手術は本来、健康保険の適用になるのですが、美容整形外科のクリニックなどでは自由診療扱いで治療する場合が多いようです。

しかし、客観的には、わきがの臭いがないにも関わらず、自分が重症の腋臭症だと感じ、色々な対策や治療を遍歴している人も多いと思います。

また、芸能人やタレントの中にも、わきがの人が多いようです。


3.わきがの原因

遺伝による体質が原因の、わきがの場合は腋窩部(わきの下)のアポクリン腺から分泌される汗と皮膚上に分泌される皮脂腺から分泌された脂肪分が混合され、これが皮膚や脇毛の常在細菌により分解され、腋臭臭を発する物質が生成されるという説があります。(詳しいことは、こちらのページを参照して下さい。)

なお、アポクリン腺が成長し活動が活発になるのは第二次性徴が認められる頃のため、一般的に、わきが臭が発生するのは思春期以降だと言われています。

これに対して自己臭恐怖などの神経症が原因になっている、わきがの場合は脇の臭いに対する「とらわれ」が出来ているものなのです。

たまたま、満員電車に乗っていた時に脇に汗をかき、一緒に乗っていた同級生から変な臭いがすると言われたことが「キッカケ」になり、わきがに悩むようになることが多いものなのです。

つまり、自分が、わきがに違いないと思い込み、脇の汗や臭いをなくすために、色々な工夫をしてしまうことが多いものなのです。

しかし、こういう対策を取ってしまうと、逆に、かえって注意の方向が脇の汗や臭いの方に向いてしまう結果、わきがの「とらわれ」が出来てしまうものなのです。

森田療法では、これを気分本位の「はからい」の行動と言っていますが、わきがの臭いを無くそうと考え行動してしまうことで、逆に、よけいに「とらわれ」を強くしてしまうものなのです。

ですから、これが神経症から来ている、わきがの場合の原因になると言って良いと思います。


4.薬や手術によらない対策

遺伝による体質が原因の、わきがの場合は病院に行き、ボトックス注射や手術などを受けることにより治ることも多いと思います。

しかし、神経症が原因になっている、わきがの場合は、今、上でも書きましたが、ボトックス注射や手術といった対策では、逆に「とらわれ」を余計に強くすることになってしまうのです。

ですから、神経症が原因になっている、わきがの場合は森田療法の学習の方が効果的な対策になると思います。

さきほども書きましたが、「とらわれ」が原因の、わきがの場合は自分の脇の臭いが気になりながらも、森田療法の考え方を参考にしながら、電車に乗ったり、学校や職場に行くという目的本位の行動を積み重ねるようにしていくことが大切になってくるのです。

つまり、こうしていく中で、わきが臭に対する「とらわれ」が薄れてくると、これに比例して臭いが気にならなくなってくるものなのです。


※なお、わきがのさらに詳しい克服方法については、こちらのMT心理カウンセリングルームのHPを参考にして下さい。



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